子供茶碗

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今日は。あめつちです。

三歳になる甥に贈ろうと『子供茶碗』を作りました。

 

「子供茶碗」

以前は「子供茶碗」というモノにどちらかというと否定的だった。どこか子供騙し、という気がしていたのだ。

ところが、いざ取り組んでみると頭を悩ませっぱなしだった。サイズの問題はもちろんの事、子供は余所見をしていて倒したりするかもしれないから高台を大きく取ってバランスを良くした。子供は手を滑らせるかもしれないから口縁を玉縁仕上げ(一旦、伸ばした口を折り畳んで鞣す技法。口がより締まり、厚みも増す為強度が上がる)にした。興味が湧けばたくさんご飯を食べてくれるかもしれないから可愛い絵にした。物に愛着を持って欲しくて本人の名前を入れてみた。

気づけばただ普通に「普通の子供茶碗」が完成しただけだった。

作ってみてわかる事もあるという事。子供茶碗は子供騙しではなく思いやりの産物だった。

或いは道具自体、元来そういうものなのだろう。

おわり

旨し、美し。金沢・加賀・能登展

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今日は。あめつちです。

本年もどうぞよろしくお願いします。酉年です。

 

阪急うめだ本店 9階催場にて開催「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」に参加します。

よろしければご高覧ください。

お待ちしております。

『色絵豆皿 松』 『色絵松ちらし広東碗』を作りました。

(「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」に出展予定)

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今日は。あめつちです。

『色絵庭には二羽取り皿』を作りました。

(「工房あめつち・蜂谷隆之展」に出展予定)

 

「余白」

絵柄を考えていて、余白を寂しく思い絵を描き足したところ却って余白の存在感が増してしまった、或いは印象がぼやけてしまった、という事は割とよくある。

それは余白というものの本質が視覚的なものではなく、想像力の余地、心の余地にあるからなのかもしれない。

 

余白に限らず、目に見えないからこそ良い、というものはこの世にはたくさんある気がする。

おわり

スノードーム

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今日は。あめつちです。

『九谷焼スノードーム 各種』を作りました。

(「工芸スノードーム展」に出展予定)

 

「スノードーム」

近年、大分雪が少なくなった石川県ではあるけれど、それでもやはりひと冬の間にしばしば雪は降る。

しんしんと雪の降り積もってゆく深更、確かに「しんしん」と雪が降る音を聞く。

音の無い音。

スノードームにもそれがある。ドーム内を人工のパウダーが舞うと不意に人物の息遣いや衣擦れが、周囲のざわめきが、雪の降る音が聞こえ出す。

スノードームの楽しさは想像することの楽しさなのだと思った。

おわり

一輪挿し

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今日は。あめつちです。

『染付一閑人一輪挿し』を作りました。

(「工房あめつち展 ずっとほろ酔い」に出展中)

 

「アテンド」

「工房あめつち展 ずっとほろ酔い」が始まり、21日(金)福光屋 玉川店さんにアテンドとして立たせていただきました。在店中、お越し下さった皆様、何度も話しかけて緊張を解して下さったスタッフの皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。

毎回アテンドの度に思う事。

言葉に出来ない幸福と恐縮、そして自身への不甲斐なさ。アテンド中はそれらが均等に混ざり合った感情に押し流されてどうにもならないが、それらは帰った後、必ず創作の活力へと変わる。

本当に有難い事だと思う。

 

「工房あめつち展 ずっとほろ酔い」は今月30日(日)まで開催。

よろしければご高覧ください。

お待ちしております。

おわり